2019年9月29日青森市教育委員会主催の「小学生職業体験事業ワラッシ〜出張版〜」に「こうこくデザイナー」体験として出展しました。
体験できる職業はドッグトレーナー・プログラマー・パン屋さん・メイクアップアーティスト・フォトグラファー・建築士・アナウンサー・プリザーブドフラワー・広告デザイン・介護という10種類。
当方のブースでは「オリジナル名刺づくり体験」を用意し、1時間ごとに10名ずつ小学生の体験を受け入れ、自分で書いたオリジナルの名刺を作成していただきほんの少しですがデザインする仕事を体験してもらいました。
各ブースの職業体験の様子
写真を撮り忘れたので他のブースの写真しかありませんが200名定員が満席状態だったようでかなりたくさんの小学生とそのご家族の方が参加していました。
「社会体験」の要素が強い職業体験
この「職業体験ワラッシ」という事業はたんなる職業体験のみではなく、「働く体験」と「社会との繋がり」を知ることができる流れになっています。1つの体験が終わると「ネブータ」という通貨が給料として配られます。
以前、秋田・静岡・東京・埼玉等の青少年事業を視察したことがあったのですが、その際に「職業体験で終わらせず、社会体験をさせなければいけない。」というお話を各所で耳にしました。キッザニアの担当者さんはまさにそのようなことを言っていて、キッザニアのシステムもその通りになっています。
消費体験コーナー
体験後に得られた給料(ネブータという通貨)を使える場所としてプチマーケット(クラフト市のようなもの)が併設されています。子ども達は自分で得た給料を使って食べ物を買ったり、小物を買ったり消費体験していきます。
中には、一緒に来た親や兄弟に対して自分の稼いだ給料を使って食べ物を買って一緒に食べていたり、アクセサリーを買ってプレゼントしているような光景も見られました。働くということと手に入れたお金を使うことについて考えるきっかけになっているんだろうなと思います。