2019年3月23日(土)青森中央学院大学にて「横内まちづくり協議会」主催の事業として「知ることからはじめよう!2030SDGsカードゲーム体験会」を企画・運営しました。
開催概要
日時 | 2019年3月23日 15:00〜17:00 |
会場 | 青森中央学院大学 2号館 3F アクティブラーニング室 |
参加費 | 任意の金額(学生無料) ※セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへ寄付いたしました。 |
主催 | 横内地区まちづくり協議会 |
協力 | ・青森中央学院大学・青森中央短期大学 ・青森明の星中学・高等学校 |
講師 | カードゲームファシリテーター 工藤穀士氏(青森明の星中学・高等学校教諭) |
パネル展示 | JICA東北 |
この企画は横内地区に暮らす人たちが自分たちのまちづくりを考える上での知識補完というよりはちょっとした気づきを持って欲しいという想いから実施しました。
参加者の属性として、多かったのは教職員の方でした。青森市外からの参加も見られ学校の現場での必要性の高さを感じました。教職員の方に話を聞いてみると、実際にSDGsに関する知識を得る場所が本やネット以外に少ないのだとか。。。思わぬ需要に少し驚きました。
逆に、地域の住民からの参加者の多くは「 SDGs????」と思っていたことかと思います。なんだか分からないけどもとりあえず参加した。そういう人がほとんどだったのでは?
ファシリテーターは、2030SDGsカードゲームファシリテーターの工藤穀士様(青森暁の星中学・高等学校教諭)にお願いしました。
2030SDGsカードゲームが始まると、それぞれのプロジェクトを実施するために他のグループに交渉をしたり、助け合ったりと小さいながらも世界の歯車のようなものが回っていたように思います。
経済・環境・社会といったそれぞれのパラメーターが動くことで自身の持っているカードが使えなかったり、困っているグループと相談する姿も多く見られました。
自分たちのミッションばかりを見ていては社会を壊してしまうこともあり、使いたいカードを使えなくなってしまったりします。
持続可能な社会とはそれぞれのミッションを持ちながらも協力し、助け合わなければならないことを実感いただけたと思います。
また、小さくても自分たち個々の力がどれだけ社会に繋がっているかも体感いただけたはずです。
多くの参加特典をご用意しました。
今回の「2030SDGsカードゲーム体験会」はあくまでも体験会であり、地域の人たちにSDGsについて知ってほしいという想いから企画しています。この機会をもって更に知識を深めたい方がいる際に参考になるよう冊子を2種類とシリアの名産であるアレッポ石鹸をご用意しました。JICA東北様ありがとうございました。
JICA東北からお借りしたSDGsに関するパネル展示
JICA東北からはこれまでJICAさんで実践してきたSDGsに関する事例などが記載されたパネルをお借りし展示いたしました。
振り返りを発表
一通り2030SDGsカードゲームが終わった後は、それぞれの気づきのシェアと振り返りの時間です。
自分たちの活動が地域を変えていること。小さくてもその繋がりが世界に影響を及ぼすこと。自分たちの活動は決して無駄ではないこと。
そして、世界が持続可能な社会へとなるために自分たちが積極的に行動を起こさなければならないこと。
など、たくさんの意見がありとても共感しました。
それぞれの心の片隅にこの日のことが刻まれることを願います。